Indesignでの文字組は一昔前のDTPと比べると、多くの機能が充実してきていますが、高機能になりすぎたがための複雑さも増してきています。和欧混在の段落などで欧文の長い単語などがでてくると文字組みがバラけてしまう現象に頻繁に出くわしますが、Indesignにはこの問題を解決するのにも多くの方法が用意されています。
以下の様な例の場合、欧文が次の行に送られてしまって文字組みがバラけてしまうことがあります。
このような場合は以下の方法で文字組がバラけるのを解消することができます。
「文字詰め」と「トラッキング」による文字組みは、該当の箇所を直接編集しますので、細かな調整が可能ですが、数が増えてくると作業が大変になります。「ハイフネーション」「ジャスティフィケーション」「文字組みアキ量設定」による文字組みは、設定した範囲全てに適用されますので、作業効率は上がりますが、最終的な微調整は手動でやることになります。
上記の5つの方法以外にもまだ方法はあると思いますが、ここではハイフネーションを使って解説します。
ハイフネーションを使って文字組みしてみましょう。ますは、ハイフネーションを適用したいテキストを選択します。「文字」パネルの「言語」が「日本語」になっている場合はハイフネーション機能が効きませんので、ここでは「英語:米国」に設定します。
次に「段落」パネルのオプションメニューから「ハイフネーション設定」をクリックして下さい。
教えて頂き有難うございました。
貴方のようにノウハウを公開してくださる方々がいて助かります。